iPadを買うにあたって悩むのは「どの容量を買えば良いの?」という事だと思います。
「どんな事にiPadを使うのか?」によって自分にあった容量は変わってきますが、一つの目安として64GB以上の容量が望ましいと思います。(あくまでも当サイトの目安です)
動画や電子書籍の保存、音楽にゲームアプリなどマルチに使うならこの程度が目安かと思います。
以下、この記事では「iPadにメディアをどれくらい保存できるのか?」を元にあなたにあったiPad選びのお手伝いをさせて頂きます。
メモ
予算的に16GBや32GBモデルを検討している方は記事後半に本体容量の節約方法を書いているのでそちらも読んでみてください
iPadで写真を保存したらどれくらいの容量を使うのか
写真の容量は一重にiPadのカメラ性能に左右されます。私の所有しているiPadmini2で風景を撮影した際はおよそ1枚あたり1MB程度でした。
もちろん写真によってばらつきはあります。ちなみにiPadmini2は120万画素程度です
より高画質で撮影できるiPadシリーズであれば1枚あたり2〜4MB程度の容量を使うことになります。特にiPadProシリーズはカメラ画素数も高く容量を使います。
数百枚、数千枚になると本体容量を大きく圧迫しますし、おそらく32GBや16GBモデルでは頻繁に写真の整理やバックアップが必要になるでしょう。
iPadで動画撮影をしたらどれくらいの容量を使うのか
これも撮影したiPadのカメラ性能にもよります。私の所有しているiPadmini2では3分程度の動画で330MB程度の容量でした。
iPadmini2の動画はフルハイビジョンでの撮影です
例えば旧型iPadよりも、現行のiPadは動画も4Kで録画できますがその分容量も大きいです。
4K動画の場合は1分でおよそ300MB程度
頻繁にiPadで動画を撮影する人は16GBや32GBではすぐに容量がいっぱいになってしまいますね。
iPadで映画/アニメ/ドラマなどをダウンロードした場合どれくらいの容量を使うのか
特にiPadを外出先で利用する予定の人は、ドラマや映画をダウンロードしてオフラインで楽しむ人も多いと思います。
そうした使い方の場合は特に容量には注意しておきたいところです。ここでも16GBや32GBでは不便な思いをするかもしれませんね。
私がよく使うAmazonプライム・ビデオで実際にダウンロードした結果です。参考程度までに
- 約30分のアニメ...およそ130MB
- 約1時間の海外ドラマ...およそ1GB
- 約1時間半の映画...およそ1.7GB
※いずれもプライム・ビデオの最高画質
もし16GBや32GBを「動画専用機」として割り切って使うか、有料Wi-Fiや格安SIMでストリーミングで鑑賞するなら問題ないと思います。
その他、iPadを自宅専用で使う場合も自宅回線でストリーミング出来ますから特に問題ないと言えます。
iPadで音楽を保存したらどれくらいの容量を使うのか
私のiTunesにはおよそ2500曲ほどの音楽データがありますが、およそ23GBほどです。
現在は、LINEミュージックやApple Musicで定額聴き放題のサービスが普及していますが、実際に自分でCDをPCに取り込んでiPhoneやiPadに入れたい人も多いでしょう。
取り込む音楽の音質にもよりますが、100〜120曲程度でおよそ1GB前後の容量を圧迫します。
逆にiPadでは音楽は聞かない人も多いでしょうし、定額音楽配信サービスを利用する方はほとんど容量を使う事もないでしょう。
あなたの使い方にもよりますが、iPadで音楽を聞くなら定額音楽サービスか後述するGoogle Play Musicなどを利用してみてはどうでしょうか。
iPadを選ぶなら16GBや32GBはオススメしない理由
冒頭に書いたように16GBや32GBはあまりおすすめ出来ません。
これからさらに写真や動画などのウェブコンテンツは高画質になっていき、より容量の大きいコンテンツとしてダウンロードすることになるでしょう。
例えば映画であれば4Kが間もなく主流になるでしょうし、4K動画をダウンロードすれば今まで以上に容量を使います。
以前iPadの主力モデルとして16GB、32GBがありましたが、こうした本体容量では動画や電子書籍ですぐにいっぱいになってしまいます。
iPad Proや、現行のiPhoneの最低容量が64GBであるように、今後iPadを不自由なく長い間使うには最低64GB以上の容量が必要と考えます。
動画や写真、電子書籍の他にもゲームアプリなどは1つで 1GB以上のゲームもたくさんあります。
メモ
そもそも16GBモデルでも16GB全部使えるわけじゃなく、iOSですでに数GB使っています。実際に使えるのは13GB程度です。
予算的に少し古いモデル、16GBや32GBを購入したい人はストレージを節約する工夫を
それでも予算の都合などで旧型の16GBなどを購入検討している人もいるでしょう。その場合、なるべくストレージ(容量)の節約を心がけて置きましょう。
iPadで最も容量を使うと予想されるのが動画コンテンツ、音楽、そして自分で撮影した写真や動画になると思います。
動画の容量節約
- 見終わった都度にコンテンツを削除する
- ダウンロードせずにネットにつなぎストリーミング再生で見る
自宅のネット回線で使う場合は別に映画やアニメをダウンロードすること無く利用できますし、こまめに見終わったコンテンツを消す作業が苦じゃいなら消すことをおすすめします。
音楽容量の節約
- 定額聴き放題のサービスを利用する
- PCにある曲をクラウドにアップロードしてストリーミング
iPadで音楽を再生する方は、なるべくダウンロードはせずに定額聴き放題サービスを利用するか、GoogleMusicやAppleMusicのように、PCの曲をアップロードして、ストリーミングで再生できるようにすると本体容量を圧迫せずに済みます。
こうしたサービスを使うと聴き放題サービスに無いような曲もストリーミングで聞けますし、数千曲、数万曲あろうが本体容量を圧迫せずに音楽を楽しめますよ。
写真、動画容量の節約方法
写真や動画を常に自動でアップロードしてバックアップしてくれるアプリでGoogle photoがあります。
無制限で撮影した写真や動画を保存出来、しかも自動アップロードなのでこちらでなにかする必要はありません。もちろんiPad本体の写真を消してもバックアップした写真は消えません。ずっとネット上で保存してくれています。
さいごに
その他、外部のUSBタイプもメモリーなどがありますので、お金はかかりますがそうしたアクセサリーを購入することで容量を増やすことは可能です。
ですが...長くiPadを使うなら最初にある程度容量に余裕を持っておいたほうがいいと思います。
その都度アクセサリーを購入したり、新たなサービスやクラウドを契約したり...正直コンテンツは入れっぱなしが一番ラクですね。
そうした理由からiPadを購入する方には64GB以上の容量をおすすめします。あなたはどのような用途でiPadを購入するのでしょうか?
自分にあったiPad選びの参考になれば幸いです。